新店ラッシュ……

コロナ禍で導入された中小企業向けの「ゼロゼロ融資」……政府系金融機関が実施したうち、1兆728億円もが回収不能か回収困難な不良債権になっていると。22年度末時点の数字だから、より増えることは明らかだ。
 コロナ関連の倒産も増え、中小企業にとっては大きな痛手だったことは理解するが、事業計画などいかほどの審査を経て融資されたか大いに疑問を持つ。「2千万円を借りたが、1年で倒産した事業者」「株やFX取り引きにつぎこんだ事業者」「融資金で、経営難の飲食店を買いたたき、休業給付金をもらった後にその店を転売した経営者」……
 融資金をしっかり活用した経営者も多いだろうが、私の知るある飲食店経営者は、コロナ禍であるにもかかわらず融資を受けて新たに2店舗のオーナーとなった。起業家気取りでいたのだろうが数か月前に破綻状況だと人づてに聞いた。当然、彼も返済などできないだろうが、今はどうしていることか。
 国は日本公庫商工中金などに多額の財政援助をしているが、当然、金利負担にも国費が使われている。甘い考えで借りた事業者もいるだろうが、貸し方の責任も重いことを確認されたし。損失は、すべて国民負担となるのだから。

コロナ禍は終息したように見えるが、撤退した店に変わりあちこちで新規店が登場する。
「鮨酒肴 杉玉」など知らない店名だが、あちこちで展開しているようだ。
 ちなみに、なぜ「杉玉」かと思ったら「新酒ができると軒先に吊るされる杉玉は、酒の神様へと捧げる感謝の気持ち。「鮨・酒・肴 杉玉」は、そんな酒の神様の心をいっぱいにする、旨い寿司やつまみをお値打ちにご提供いたします。」と同社HPにあった。心をいっぱいにする寿司ってのにお目にかかってみたいが、たぶん私は訪問しないだろう。
 蛇足ながら、11月下旬開店と貼られていたが、HPでは「12月中旬以降オープン予定!」となっていた。工事が間に合わないのか、あるいはスタッフが集まらないのか……

寿司の隣も改装中……店名らしき「Goûter」はフランス語で「味をみる」ことらしい。 そでにある「PATISSERIE」は洋菓子だろうと判断出来たが「BOULANGERIE」が分からない。「ブーランジェリー」と読み、職人が焼いたパンをその場で売るお店のことだと。分かりにくい外国語を使われると困るのだが、私の勉強不足かもしれない。
 ピザをテイクアウトした店で、待っている間にとられた席料「coperto(コペルト)」は、しっかり学習した。
 私が利用するかは定かでないが、せっかく開店するのだから長続きしますように。

今日の「My First JUGEM」は……『神頼み……』