認証店への「感謝状」……
『貴店は日頃から認証店として感染防止対策の徹底と感染防止マナーの促進に取り組まれ東京都の新型コロナウイルス感染症対策の推進に多大な貢献をいただいております』
『その御協力に対し都民を代表して深く感謝いたします』として、小池都知事の大きなサイン。
私がお邪魔する居酒屋は、充分に席を間引き、消毒や換気にも最大限の留意している。万が一店内で感染が発生した場合、速やかに連絡できるよう名前・所在不明の一見さんはお断り。店主にとって「ごめんなさい」と笑顔で断りを伝えることは辛い。「コロナじゃなかったら入ってもらうんだけど」の主のつぶやきを何回も聞いた。それほどの努力・協力をしてきた店への感謝状なら理解できないでもないが、認証店にすべからず発効していると想像するとあほらしく思う。
認証を受ける際、一度は職員らしきが訪問したが、その後の営業中に視察をしたとは聞かれない。「感染防止マナーの促進」など縁遠い店も少なくないが野放しにしてきた東京都。3月21日の「まん防」終了をもって出した感謝状だが、店にだけ発行とはこれいかに。利用客を含めて日々留意して暮らしている我々都民にも感謝すべきだろう。満員電車を避けての時差通勤やテレワークなどなど都民・隣接県民もたくさん貢献してきたが、そんな人への感謝の言葉は聞こえてこない。
感謝状など要らないが、一番気に入らないのは「都民を代表して」の文言。「都民」の中には私も含まれるから「私に成り代わって」とも受け取れる。確かに都知事ではあるが、このようなことに勝手に代表者となられることは不愉快。飲食店のご苦労も理解しているが、コロナ禍で疲弊している都民もたくさんいることを、小池都知事はお忘れのようだ。
とりあえず「まん防」は閉じられたが、このタイミングで出すとすれば、感謝状ではなく感染症対策のさらなる継続願いだろう。昨日の都の新規陽性者は、先週より3,090人多い9,520人。年代別で20代が最も多いのだが、今までの経験上からは拡大の兆しといえる。お酒ばかりが悪いのではないことは明らかなのだから、感染抑制を声高に訴えねば第7派は防げない。
本日10時2分……一夜明けた海棠は見違えるほど開花
ミツバチなのか？ どこにいるか分かるかしら？
ミツバチというのだから「蜜」を食べているのかと思いきや「花粉」も食べるそうです。蜜が主食で、花粉はおかずらしい……
潜り込んでむさぼっていました。海棠もじきに散ってしまうから、しっかり食べておいてね～
昨日10時42分はこんなだったチューリップは……
一晩でこんなになりました……本日10時17分
