2013年8月、もう10年も前のことだった。まだサラリーマンをやっていたというのに、寸暇を惜しんで作っていたあの頃が懐かしい。
日本初の女性の衆議院議長であり、日本初の女性の政党党首を務めた土井たか子氏「おたかさん」の趣味はパチンコだったと。理由を聞かれて「パチンコ台に向かっている時は、何も考えなくていいから」と仰っていた。私も模型に取り組んでいる時は、厄介な仕事のことは頭から抜けていた。それを好んだと思っている。
同車は2001年のDTM（ドイツ・ツーリングカー・マスターズ）を駆けた車。4リッターV8エンジンのパワーは460馬力だったらしい。
タミヤの1/24スケール……初体験のボディー2色塗り分け。細部に粗があるが、当時の力量からしてこんなものだろう。楽しめたからそれでいい。
サーフェイサーを含めて、塗装は缶スプレーだからどうしても厚くなる。ルーフ部分にヒンジを設けてガルウイング形式で開閉されるドアが閉まらなくなることを予想して、塗装前にボディーとの接触部分はサンドペーパーで少々削っておいた。お蔭で綺麗に納まった。最初に手掛けて大失敗をしたエンツォ フェラーリ・1/12スケールの経験が生かされたと思っている。
研ぎ出しもしていなかったが、デカールも随所に不満の跡が残る。熱湯につけた綿棒を使うことはずっと後になって会得した。
いつものように、一応 形に出来たからよしよしだが、現在作るならきっと少しは汚すことだろう。
なぜか三角コーンや消化器、ブロックなんてのを作ってみたんだった。ブロック塀は、汚していない。ダメだな～ すぐに飽きてしまうのは……
今日の「My First JUGEM」は……『折々のことば 2904……』
