足跡(寺社)9・大吉寺・2017.6.24……

2017年6月.24日のこと……日記帳をめくると、2009年のDTMに参戦したTrilux AMG Mercedes C-klasseを作っていた時期だが、塗装には少々風が邪魔だったようだ。喫茶店バンで開いた新聞で翌日から続く雨予想を目にして「そうだ散歩に行こう」と決心。バタバタとランチタイムのナポリタンセットを食べて出かけた私……
 余談だが、前日はオープンしてまもない「泰雅 Taiga」で連れ合いと食事をしたようだ。お袋が青森に行っていたからだが、単独での外出が難しくなった今は二人で外食はできない。朝から晩まで付きっ切りの日々でごめんなさいね。

シゴーニュさんに行ってみようと、取りあえずそちら方面へ向かうとこんな道案内……松陰神社に行った時には通らなかった道だが、下を向いて歩かないと気付かない。うつむいて歩いた私だが、坂本九ちゃんだったら気付かないだろう。

商店街の街灯ポールに「世田谷代官」……彦根藩世田谷領の代官を世襲した大場家の私邸かつ役宅「代官屋敷」を訪問したのは、翌年2018年の3月だった。

商店街の世田谷通り沿いに「大吉寺山門」……護国山天照院と号す浄土宗の寺院。今ならすんなり南無阿弥陀仏と呟けるが、当時は手を合わせただけだった。

当時の楽天ブログには記されていないが、もともとは真言宗寺院として創建され、世田谷吉良氏の祈願所となっていたのだが、小田原北条氏と共に吉良氏も滅亡した後に目黒祐天寺の祐天上人と弟子祐海上人の尽力により浄土宗寺院として再興されたとのこと。創建年代は不詳のようだが、室町時代だろうと勝手に推測する私だ。

本堂扁額「大吉金堂」……その後、幾たびか前を通るたびに本堂の屋根にそびえる立派な金色の相輪を目にしているが、この日は撮っていなかったようだ。目的意識がなく、ただ立ち寄った程度のことだった。

本堂階段下の金色の桃はお線香炊くところ。お線香は寝かせて置くように指示があった。後方に切り抜かれているのは蓮の花だろう。

「大吉稲荷」……清正公覚林寺訪問で学習したから、狐がお寺に同居していても驚かなくなった私……

柄杓があるので「水かけ地蔵」だろうと。「真言 オンカカ カビサン マエイソワ(フ)カ」と木札に書かれていた。

おみ足のまわりにも可愛いのがたくさん……

小地蔵さんの一体も金色のを持っていた。

立派な銀杏の大木……空が青かったらな~

2本ではなく、1木だった。

シゴーニュさんで初めての複葉機Fokker Dr.Ⅰを購入して、ぶらぶらこんな道を帰った。電柱で向井潤吉アトリエ館を知ったが、訪問したのは1年以上後の2018年11月、AXIAL(模型店)初訪問の折だった。
 蛇足ながら、日記帳によれば大吉寺まで歩いたこの日の晩御飯は7-11の冷し中華とおにぎりで、なおかつ休肝日にしたようだ。今では、散歩をした日のノンアルなど考えられないが、数日後の人間ドックに気を使ったのだろう。情けないともとれるが、良いことだろう。最近の行動を少しは反省しよう。

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