足跡(模型)7・ロータス99T Honda……

F1レースの名門、イギリスのロータスが1987年シーズンを闘うマシンとして登場させた。F1初年度の中嶋悟がチームメイトであったアイルトン・セナと共に走り、バブル景気で沸いていた日本にブームを巻き起こした時代だった。
そんな昔を懐かしむように2012年12月に作ったタミヤの1/20スケール。

ロータスと言えば真っ先にJPSの黒い車体が頭に浮かぶが、マシンも新設計となりメインスポンサーがキャメルに変わったから黄色になったのだ。でも「LOTUS」では格好悪い。やっぱり「CAMEL」マークでなくては……(ず~と後になって、完全版なるデカールが売られていることを知ったが時すでに遅し。数台作ったF1カーは、すべて偽物仕様になってしまった。)
 ボディの下には丁寧にセミグロスブラックに塗ったモノコックが隠れているが、見えなくてもあるだけで良しとするのが愛好家なんだろう。
 でもって12番はセナだったか?中嶋だったか?と思ったら、コクピットの頭の後ろに「Senna」のデカールが貼ってあった。

上から被せるボディーは一体型ではなく、素人泣かせ。サイドに設けられたラジエター部分が切り取られて別バーツとなっていた。一体では型抜きできないことは理解できるが、パテ埋めなんて超初心者には酷なことだった。
 改めて見てみると「どうも物足りない」……グッドイヤーのタイヤデカールは付属していなかったようだ。あっても貼れたか自信はないが……

1500ccのHondaV6ツインターボエンジンもどきもおさまっている。ターボチャージャーだから当然だが、サイド・ポンツーンから飛び出したエアインテークの下にはちゃんとインタークーラーもあった。なかなか良く出来ているが、いずれもボディーの下だから見えない。
 この写真で、リアウイングの下部に辛うじて見えるのは、大きく上に反り返るディフーザーぐらいか。

缶スプレーで色を塗ってデカールを貼り、缶のクリアーを吹いて終了した。研ぎ出しなど知らない頃で、出来栄えは褒められたものではないがタミヤのお蔭で全体のプロポーションは非常に良いな~ タイヤ削ればもっと良かった。タミヤも組み立て説明書に「タイヤはホイールにはめてから紙やすりでこすりましょう」と、ワンポイントアドバイスを書いてくれれば良かったのに……やったことはないが、焼けたフライパンの上で転がしたらどうなるのかしら? 熱で溶けた感じが出るかもしれないな~

今日の「My First JUGEM」は……『予備軍……』