8日にアメリカから帰国した女性が新型コロナ陽性でオミクロン株と判明。入国時は陰性だったが、帰国早々に男性と接触。自宅待機中なのになんで他人を招き入れるのか理解できない。新株に対しては水際対策が最重要だというのに「不要不急の外出はしないでね～」「第三者に会うのは避けてね～」なんて「お願いベース」の政府が悪い。帰国者などには申し訳ないが、感染力を豪語する新株が諸外国で猛威を振るっていることは百も承知のはず。入国後は観察する施設へ直行させるのが当然だろ。市中に持ち込まないことが一番なのに、何を考えているのか。また、自分が感染しているかもしれないとの自覚を持てない者は最悪だ。オミクロン株では重症化しないとの声も聞くが、お願い事を無視して他人に罹患させ、その人が亡くなったら過失致死になるだろう。
一方、女性が感染源かは不明だが、会っていた男性も結果的にオミクロン株。発熱を自覚している最中の12日に、解熱剤を服用してサッカー観戦。一緒にサッカーを観戦した家族３人と職場の同僚７人は濃厚接触者に認定されたが、一人でも罹患していたら後を追えないくらい濃厚接触者が増える。発熱をごまかして人の多い場所に行くなどもってのほか。社会人としての自覚を持ってほしい。「私は大丈夫」なんてことはあり得ないのだから。
オミクロン株の実行再生産数は、デルタ株の4倍に上ると聞く。イギリスでは16日の新規感染者が約8万8,000人。首相が掲げる「成長と分配」だが、デルタ株の分配は要らない。年末年始に向けて、今日・明日が海外からの入国ピーク。2日間で1万4,500人ほどが入国するようだ。政府には全力で流入阻止に努めてもらいたい。
空はこんなに青いのに……（10時13分）
