苦しむ飲食店

緊急事態宣言延長で、みんな困っている。

f:id:kazenosanpo:20210530180711j:plain一昨日だったか、テイクアウトメニューのチラシがポストに入っていた。先々月の第3回緊急事態宣言が始まる直前にオープンした店のチラシ。酒類を提供できないからお客さんの入りが芳しくないのだろう。申し訳ないが、アルコールの飲めない店で中華を食べる気にはならないのは多くの人の思いだろう。コロナ禍に出店したから「総菜コーナー」もしっかり備えているが、作り置きの中華も私は呼ばれない。お客さんの少ない中、チラシを配布したのだろうが、家賃、人件費の上にチラシ製作と配布費用の負担が加算されたことになる。協力金の支給は遅れていると聞くからいずこの飲食店も心穏やかではないだろう。

そんな中、午後8時以降までの営業を再開したり、昼間から酒を提供したりする店も増え始めている。運転資金を借りたとしても店仕舞いが目の前に迫れば「過料を払うことも覚悟の上」での営業だろう。良し悪し、善悪は私には判断できないが、何とか生き延びてもらいたい。お酒が飲めるようになったら、味之郷にも一度は行ってみるから。

f:id:kazenosanpo:20210530180738j:plain  東京や大阪で緊急事態宣言の再延長が決まって初めての先週末となった29日(土)の人出は、高尾山で57.6%、代々木公園で42.4%の増加と訪れる人が大幅に増えた。30日(日)の人出はといえば、渋谷スクランブル交差点付近で日中は43%増加、夜間は86%も増加だったと。(4週間の土日祝日の平均と比べて)

昨日の東京都発表の感染者数は260人だった。このまま鎮静してくれるとは到底思えないが、油断せずに過ごすことが重要ということだ。一日も早く飲食店の通常営業ができるように。そして、なにより医療従事者の負担軽減、さらに平常の勤務体制に戻れますように……

今日の「My First JUGEM」は……「特大アジサイ」(リンク)