新しいお札を市中に出回らせたくて、千円札の新札に両替してもらっています。今年になって利用させてもらっている銀行には両替機がないのでカウンターでお願いするのだけど、受付の方は「ありがとうございました」と言って下さる。少しの預金しかしておらず、まして両替は手数料のかからない枚数しか頼まないのに、都度「ありがとう…」と言われると申し訳なく思います。他行が1回10枚なのに、こちらは20枚替えてくださるから「こちらこそありがとう」であり、「御手数掛けました」の言葉を残してくる私であります。金曜日だから、今日も後で行ってこようかしら？ 蛇足ながら、その銀行は午後5時までカウンター業務をやっているのもありがたいです。
先日、両替を済ませて銀行を出たら、対面でティッシュを配ってました。近づきながら人差し指を立てて「一つ頂戴」と合図をしたら笑顔で手渡してくれ、おまけにまたしても「ありがとうございます」と言われました。同店を利用するわけでもないのに、タダでもらい、こちらこそ「ありがとう」です。
先日、有名洋菓子店の店頭で転んだ女性に「大丈夫ですか」と言って手を差し伸べようとした私の知人は「さわらないで!!!」と大声で怒鳴られたと。店に並んだお客さんからは「ひどいわよね」の声があがったらしいから、知人は救われた。男性が苦手な女性もおいでだろうが、「大丈夫です」と言えばすむのになぜだろう。「ありがとう」の言葉が嫌いな人だったのかもしれないが、この一言がもっともっと溢れる国でありたいものです。
