緊張が高まる中台関係について「台湾有事は日本有事」とシンポジウムで述べた安倍晋三元首相。台湾から遠くない尖閣諸島や与那国島を引き合いに「台湾への武力侵攻は日本に対する重大な危険を引き起こす」と、すっかり元気になってしまった安倍元首相だが、「日米同盟の有事でもある」とも述べたが、その同盟国は度々国土に落とし物をしてくれる。
30日午後6時頃、米軍機F16が投棄したのは容量1,400ℓの燃料タンク二つ。「投棄したのは人が住んでいない地域」と説明されたが、現場付近には民家が点在していて深浦町役場から200ｍほどの場所で部品が発見された。なんらかのトラブルで緊急着陸したのだから、やむを得ないとも考えられるがあってはならないこと。日本海側から飛行してきたのだし、海はすぐそば。燃料の海洋流出も問題ではあるが、人命を第一に優先するなら海上に捨てることはできなかったのか。陸上空に入りかかっていたならUターンして欲しかった。
もっと悪いのは報告の遅さ。沖縄でオスプレイが水筒を落とした時は、落下を把握していながら問い合わせがあるまで日本側に報告しなかった米軍。今回の燃料タンク投棄も、米軍から防衛省に連絡が入ったのは午後9時半ごろという。3時間半も何をやっているのか。トラブルの原因にまでにおよぶ報告は無理としても、「落としました。大丈夫ですか」と瞬時に連絡するのが普通だろう。有事の時にこんな状態で日米同盟は機能するのか首をかしげるが、「勝負の3週間」と銘打って国民に不要不急の外出自粛を求めた昨年11月25日～12月16日の期間中、菅前首相や西村前経再相らはせっせと政治資金パーティーをやっていた。閣僚を含む国会議員70人が、計85回もパーティーを開催してお金集めをしていたのだから、日米同盟どころではない。「安心・安全」は担保してもらえないのが現在の日本のようだ。
またブツブツ言ってしまった。
今日は晴天……12時44分
椿はもうちょっと……
シャコバサボテン……って言うんだっけ？ 太陽の光が当たる時間が短くなることで花を咲かせる「短日植物」なんだと。日光浴は好きじゃないのね～
