目黒区の『庚申塔めぐりガイド』に記載されている庚申塔……2019年7月10日訪問時の写真
大岡山西住区センターの正面に……
目黒区平町1-16
桜森稲荷神社……『この辺りの氏神様。京都の伏見稲荷の流れをくむという。一帯に桜が多かったのでこの名がついた。お稲荷さんは農家の神様で、2月の初午は今も盛況。境内には大ケヤキがある。』と境内の案内板にありました。
鳥居の脇のブロックのお堂に……
2基の庚申塔……
左の駒形も、右の舟形も青面金剛に邪鬼や三猿、月日などが描かれていますが、変わっているのは右の大きいの。写真では見分けが付きにくいけど、青面金剛の頭部にぐるぐる蛇が巻き付いておりました。
御祭神は蒼稲魂命(うかのみたまのみこと)……昔は田んぼだらけだったのでしょう。
創建年代は不詳だけど、境内にあった古い鳥居の脚部には「文化九壬申(みずのえさる)年十一月(1812年)」と彫られていました。
「めぐろ風景55」の一つで「坂のある住宅地・平町1丁目」……でも、この辺の坂道はたいしたことないんだけどな~ 2丁目には「鉄飛坂」があるけどね~