口が堅そうな薔薇……

さっと開くと思いきや、時間を要している。

1月31日にポツンと一輪でてきたが……

今朝はまだこんな状態。

 裏金問題で、秘書や会計責任者のせいにする政治家たち。「(領収書はないが)会食などの政治活動に全額使った」と説明した議員もいたが、萩生田光一氏の事務所は1月31日の朝日新聞の取材に対して『派閥からの指示で、ノルマを超えた分は派閥におさめず、事務所で保留していた』と回答したと。また、丸川珠代氏は1日「派閥からノルマ超過分は持ってこなくていいと言われていたので、口座で資金管理していた」と報道陣に説明したと。名のある議員さんたちだが、派閥から言われたら「それでいいのだ」と何の疑念も持たずに従ってしまうのか。
 言われたとおりに従うそんな政治家たちは国政に必要ないが、わずかだが口が開いたのだから、政府には徹底的にこじ開けてもらいたい。ノルマ超過分を派閥におさめなくていいと言ったのは誰なのか。誰が決めていつから続けられてきたのか、うやむやのまま幕引きは許されない。
 野党が国会で「裏金」と口にすると自民党議員は抗議を繰り返しているが、報告書に無記載のお金を「事務所で保留」とか「口座で資金管理」などの言い訳は国民には通らない。
 そもそも、派閥に納めず中抜きした議員たちは、裏金以前に「横領」であることを認識されたし。収支報告書を訂正したからそれで良しとする決まりが、私には全く理解できない。泥棒が、盗んだお金を返したから罪にならないとでも思っているのだろうか。 少なくとも、キックバックは報告書に記載しなくていいと決めた連中や、中抜き「横領」した連中を早急に明らかにし罪を問われたし。
 蛇足ながら、安倍派の2020年~2022年分の収支報告書は、議員が代表を務める政党支部などへの「寄付」が追加され1月31日に訂正された。萩生田光一氏が代表を務める支部には、合計1,952万円の寄付とされる。パーティー券の還流分であろうが、ふざけた寄付制度など早々にやめてくれ。政治資金パーティーではなく「復興パーティー」でもやって、地域の復興予算を叩きだすぐらいの心づもりはないものか。

今日の「My First JUGEM」は……『2月の空蝉……』