以前訪問した「東玉川神社」に旧社殿を移築したとされる「渋谷氷川神社」は、「大井鹿嶋神社」訪問の際に江戸郊外三大相撲の場所でもあるとも学習したので行ってみることにした2020年9月22日のこと……
商和稲荷から明治通りを進むと「TROPHY GENERAL STORE」……バイク屋さんかと思ったら衣類みたい。Harleyに乗るような人の服なのだろうか。
ほど近くに氷川神社参道入り口……
「ここは昔から神社の参道」と言っても……
すっかり風情は変わってしまった。
1~2階に商店や保育園、区民会館が入る氷川アパート前を通過すると、渋谷氷川神社現在の参道入り口……社号碑の奥に一之鳥居が見えるが、以前はもっと手前にあったらしい。(渋谷区東2-5-6)
一之鳥居……安永4年(1775年)建立だからとても古いのによく現存している。破損の激しい石造りの扁額を撮ったが、ボケたので断念。
参道を進むと左に氷川の杜公園……開園は8時だが、冬場は17時まで、夏場は18時までと夜間は立ち入り禁止になっていた。ブランコがあって、その向こうに……
氷川神社金王相撲跡……
『この氷川神社の創建は、区内でも古く、かつての下渋谷村、下豊沢村の鎮守社でした。そのころの祭日は、9月29日で当日は境内で相撲が行われ、その相撲場は今も残っています。この行事を金王相撲といい、いつごろから始められたか明らかではありませんが、かなり古くからおこなわれていたらしく、近郷はもちろん、江戸の町からも見物人が集まり、凶年などには休業しようとしても見物人が集まるので、やむなく興行したといいます。ここで相撲をとったのは、本職の江戸の力士ばかりではなく、近郷の若者も大勢参加し、江戸時代の村のレクリエーションの場となっていました。』(渋谷区教委)
金王相撲とは、おそらく金王丸に由来するのだろう。
大井鹿嶋神社とは違い、土俵もちゃんとあった。作り変えられてはいるだろうが、江戸時代の力士がここで相撲をとったと思うと郷愁を感じる。江戸郊外三大相撲のあと一ヵ所「世田谷八幡宮」へもその後に訪問した。
参道へ戻らなくても上に行かれそうなので園内の階段を登ると……
鳥居と狛犬……私は表参道から入社したが、北側にも参道があるということ。
北に抜ける参道……推定だが60~70mほどの落ちついた参道で気持ちが良いが、行かずに振り向くと……
二之鳥居へ進む石段の左側茂みの中に……
石碑には「明治丗七 八年 戦役記念碑」とある。日露戦争の記念碑だろう。「希典書」ともあった。基礎石の「一番組」とは火消しか? 江戸時代じゃないから消防組かもしれない。
記念碑の下にある岩には「守武萬代石」と彫られていた。意味は分からないが、このあたりに常盤御前が植えたとされる御神木の「常盤松」があったようだ。間違っていたらごめんなさい。
二之鳥居に向かう参道の石段を上り、左に90度曲がったら社殿がある。
二之鳥居前で、昭和15年(1940年)奉納の狛犬がお出迎え。社殿を新築した時のものだろう。阿吽の配置がよく見かけるのとは左右逆だった。(分けは未だ調べていない)
二之鳥居をくぐって左折すると手水舎。
渋谷氷川神社社殿……『慶長10年に記された「氷川大明神豊泉寺縁起」によると景行天皇の御代の皇子日本武尊東征の時、当地に素戔嗚尊を勧請したとある。(東京都神社庁HPより)』西暦では100年といったあたりだろうか。渋谷最古の神社と伝えられているだけある。
昭和13年(1938年)に新築した社殿は第2次世界大戦の戦禍を逃れ、改修されているだろうが現在まで維持されていると。当社の旧社殿が東玉川神社に譲られたが、つながりが確認出来て良かった。
御祭神は「素戔嗚尊」「稲田姫命」「大己貴尊(おおなむちのみこと)」「天照皇大神」……重厚な社殿だった。
江戸時代には「江戸七氷川」のうちの一社に数えられたとのこと。
七社のうち「麻布氷川神社(港区元麻布)」と「白金氷川神社(港区白金)」は現在訪問済みだから、残りは「赤坂氷川神社(港区赤坂)」「簸川神社(文京区千石)」「小日向神社(文京区小日向)」「高田氷川神社(豊島区高田)」ということになるが、歩いては行かれないな。
背の高い木々に囲まれた境内で、気持ちが良かった。街の騒音もなく、ちょっとした森林浴。
社務所への渡り廊下を備えた豪華な造りだった。
社務所の左に古そうな蔵があるが、なぜか「参院議員・山谷えり子氏」の立て看板?
裏金問題で2403万円の不記載があった元拉致問題担当大臣の山谷えり子氏だが、先月18日に開かれた参議院政倫審で「去年12月の報道によって派閥の政治資金の取り扱いに疑義が生じていることを知った。派閥の事務局からの『記載しなくていい』という指示に秘書が従っただけ」と説明した。みんな答えは同じ。
神楽殿前から見た境内……左に社殿、右端には国学院のある東への参道、そして中央に……
静かに境内社と石碑が……
左奥が「八幡神社」で、右手前が「秋葉神社」
右の石碑には「本殿御敷地舊跡」とあるように、現在の社殿が造営される以前はこの場所に旧社殿があったということだろう。表参道からほぼ真っすぐの位置だ。現社殿建築中も旧社殿が置かれていて、完成後に旧社殿を東玉川神社に譲ったのだろう。きっと、おそらく、たぶん……
社殿前から引き返すと、正面奥にも何かある。
さきほどよりも大きな二社……
左に古そうな狛犬がお出迎えする「厳島神社」で、右の「稲荷神社」は古そうなものから比較的新しいものまで数体の神狐像が迎えてくれる。
稲荷神社から社殿に戻る参道の中ほどを右に曲がると……
東への参道……國學院大學の学生さんの通学道になっているかもしれない。
と言うことで渋谷氷川神社だったが、元旦の今日はどんな様子だったんだろう。(私が勝手に名付けているだけだが)表参道、北参道、東参道の3方向から参拝客が押しかけたら交通整理が大変だろうと、リライトしながら心配してみた。
今日の「My First JUGEM」は……『謹賀新年2025……』
神