忠犬ハチ公……

1923年(大正12年)、秋田県大館市に生まれたハチが、東京帝国大学教授・上野英三郎博士に譲り受けられたのは生後2ヶ月の頃という。出かけるときには渋谷駅までハチを伴うことも多かった愛犬家の博士だが、1925年(大正14年)に急死する。「渋谷駅に行けば帰ってくる主人に会える」と覚えたのであろうハチは、10年間渋谷駅で待ち続け、1935年(昭和10年)に一生を終えた。人目を避けるように、普段は行かなかった駅の反対側の路地の入り口でひっそりと息を引き取ったと。ハチの亡骸は上野博士が眠る青山墓地に埋葬された。帰らぬ主人を待ち続けたハチだが、主人との再会が叶って嬉しかったことだろう。
蛇足ながら、渋谷駅にあったハチ公像は、現在、生まれ故郷の大館市に移転している。

我が家の玄関脇に置かれている……いつ、誰が、どうして買ってきたのかは分からないが、毎日私の帰りを待っていてくれる。

今日の空(9時6分)……今日もすっきりしないな~

今日の「My First JUGEM」は……『上を向いて歩こう「鉄塔を追って・11」(都南線45~41)』