総裁選ばかり

新聞もワイドショー(ほとんど見ないが)も総裁選挙ばかり。臨時国会は棚上げで、党内議論ばかりの状況にうんざりする。
名乗りを上げた4氏がそれぞれの政策を口にするが、いったいこの1年、いや安倍政権下から今日まで何をやってきたかの。選挙がなければ思いを語らず、相槌だけを打って過ごしてきたように私には見える現閣僚や閣僚経験者たち。区議会・都議会そして国会など、各議員選挙前にはみな響きの良いアピールをする。
昨日の立会演説会で4氏がそろって口にしたのが「国民」と言う言葉だが、果たして内実が伴うのか。「真相解明が不十分」だと国民の多くが思っている「森友問題」。4氏のなかで、再調査を認めたのは野田氏ただ一人。
岸田氏は「国民の信頼が崩れ、民主主義が危機に陥っている」、河野氏は「国民に共感してもらえる政治をめざす」、高市氏は「国民政党の底力を結集する」と語った。ならば、安倍政権から噴き出し、誰も責任をとらず闇に葬られた負の遺産たちの清算から再出発すべきである。国民に説明のできないことを棚上げしたままでは、また同じことを繰り返す。
重要課題が山積みだが、「拉致問題」なども含めて、放置してきた曖昧な問題もクリアーすべく汗を流してもらいたい。それが、長きにわたり一強に胡坐をかいてきた与党自民党としての責任であろう。

f:id:kazenosanpo:20210918153634j:plain雨の間隙をぬって、シネマで湯麺を食べてきた。汗かいた~

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