足跡(模型)34・ドイツⅡ号戦車

車を綺麗に塗ることばかりやってきたが「戦車を筆塗りしてみたら」と師匠に勧められてソビエト中戦車を作った後、2016年8月にチャレンジしてみたタミヤの1/35スケール。そもそも戦車の知識など何も持たない上、戦争道具には少々抵抗があったのだが、ドライブラシとやらの練習と思っていた。実車など見たこともないため、色は説明書の指示に従っただけで表現は私の勝手な想像に寄る。

Ⅲ号戦車を待つ間、1930年代後半に投入したのがこの軽戦車Ⅱ号だと。乗っている指揮官のフィギュアも下手くそな仕上がりだったから、この程度にボケている写真でちょうど良い。ちなみに作っている時、砲塔と車体前面に、なくても良さそうなパーツを重ねて貼るようになっていた。元が15 mmの軽装甲だったため、1940年のフランス戦から20mm厚の増加装甲を追加したらしい。従って、本車はフランス戦線以降の仕様ということになる。タミヤのこだわりは凄いと思ったが、熱心な愛好家にとっては当然のことなのだろう。

重量8.9トンもあるのに140馬力のガソリンエンジンで、最大速度40km/hの機動力を生み出したとされるが、V型12気筒ディーゼルエンジンを搭載した前作ソ連のT34/76は、500馬力の出力と最高速55 km/hを誇るとあった。世界中のあちこちから「戦力の強化」が聞こえてくる今、本当に必要なものは何なのだろう。

全長4.8m、全幅2.2mのコンパクト戦車。搭乗者は3名らしい。

砲塔から突き出しているのは「55口径2cm戦車砲」と「7.92mm機銃」らしい。長い方が前者なのだが、弾丸を撃ち出すための砲身の長さが弾丸の直径の55倍という意味らしい。口径2cm×55で、砲身は1.1mということになるがとても短いことに驚く。戦車を作るのに際して、一緒に買っておいたM26パーシングというアメリカの戦車が手付かずでタンスにあるが、情けないかな作る気にはなれない。当時、一気に手掛けるべきだったと後悔している。
 と言うことで、今日はなぜか戦車の勉強をしてしまったが、これを塗っていた頃、星野模型店の主が亡くなった。あれから9年、あっという間に過ぎた。

今日の「My First JUGEM」は……『今年最後の梅酒』