足跡(寺社)190・丸山寺と豊町稲荷社……2020.5.8

未訪問の荏原七福神「養玉院如来寺」「蛇窪神社」を訪問するために出かけた2020年5月8日のこと……

蛇窪神社参道前を北に少々歩き……

今度は東に向かう住宅街を行くと、奥に赤い幟を発見!

新しい本堂と庫裡は、平成4年(1992年)に新設したという。駐車場もとても広かった。

日蓮宗寺院「常説山 丸山寺」(品川区二葉4-12-15)……正式名称は「がんぜんじ」だが、読みやすいからだろう通称は「まるやまでら」とのこと。
 日蓮宗東京都南部宗務所HPに『昭和3年(1928年)3月13日の創立。開山常説院妙一尼。開基龍昇院日限。小西法緑。昭和6年、下神明(蛇窪)より現在地へ移転。(日蓮宗東京都南部宗務所HPより)』とあった。
 ※「法緑」とは、享保年間(1716~35年)にはほぼ確立した檀林(だんりん)出身僧の同窓組織で、小西檀林は飯高・中村両檀林とともに関東三大檀林と称され、多くの高僧や学匠を輩出した。「檀林」は仏教における学問所で、宗派を超えた研究がなされていたらしいが、きっと派も分かれていたことだろう。
 丸山寺の由来については『芝増上寺境内の丸山稲荷を熱烈に信仰していた妙一尼が医師から見放された重病を奇跡的に全快し、同寺に霊感を得て丸山講を設立。後に日限が池上厳定院40世山田日芳上人の弟子となって丸山教会を公称。しかし第二次大戦ですべてを焼失。防空壕の中で辛うじて難を免れた祖師像を現在までに二度修復彩色する。昭和23年(1948年)仮本堂建設。平成元年丸山寺と寺号公称。(日蓮宗東京都南部宗務所HPより)』とされていた。

本堂左の道路わきに鎮座するこちらが「開運丸山稲荷大善神」であろう。毎月第二日曜日には丸山稲荷、28日には鬼子母神様のお参りを行っているようだ。

勧請元は増上寺の丸山稲荷なのだろうが、増上寺の稲荷は日枝神社とともに江戸城の裏鬼門を封じているらしい。日枝神社も大きいが、遠いから歩いては行かれない。

正しさを身に着けること……南無妙法蓮華経

近所のお家の玄関先に……コロナ禍で相撲は中止になった。プロ野球も開幕が3ヶ月延期となった上、無観客試合なんてこともあった。ありがたいことにコロナには罹患せず今日まで来られたが、今後も気を付けよう。

こんな道を歩くと、左に赤いのが見えた。

向かった先の正面は二葉公園(品川区二葉4丁目)……遊具は封鎖されていなかった。

道を挟んで、こちらは品川区豊町……

由緒は分からないが個人所有なのだろう。きちんとお手入れされていました。

しっかりとした造りで素晴らしかった。お狐さまがおいでだからお稲荷さんだろうと勝手に思っている。

手水盤には奇麗な水がはられていた。井戸水で冷やしたスイカ、子どもの頃は美味しかったな~ 最近の主流は「カットスイカ」のようだ。たまに私も家族への土産で持ち帰る。

豊町のお稲荷様と地蔵様でした……

どうやって撮ったか不明……もう一度だけ、偶然に同様の写真が撮れたことがあると記憶している。品川区大井の鹿嶋神社でのことだったと……

今日の「My First JUGEM」は……『佳境に入ったニラの花……』