未訪問の荏原七福神を探しに出かけ、東馬込と西大井とを行ったり来たりした2020年5月8日のこと……
英倫寺を後にして少し北西の五差路……立っているのは区界の道で、正面の細い住宅から左は大田区だが、右の煉瓦造り(朋優学園高校)は品川区……ここから左の路地の電信柱を見つけてしまった。
「真言宗・玉川73番札所」……玉川八十八ヶ所霊場の一寺だから行かなくちゃと……
車の通りにくそうな狭い道だが、電信柱の案内を信じて向かったらあった。
「東照山鏡王院」(大田区東馬込1-1-12)……金色の紋章がなければ普通のお家みたいだから、見過ごしたかもしれない。桔梗紋なので智山派の寺院と判断した。
蛇足ながら、当時はめったに見ないNHK大河ドラマを見て、明智家の家門が桔梗紋で、光秀は「水色桔梗」を使ったと知ったと、過去の楽天日記に記されていた。
中延で昭和11年(1936年)に創建し、同22年(1947年)に当地へ移転された新しいお寺のようだ。職人さんたちがおいでだったので、素早く撤収した私……
私は賜らないから良いのだが、コロナ禍の影響だった。
南無大師遍照金剛……塀越しに失礼した。御本尊は釈迦如来とのこと。
本堂前・左に境内社……
本堂前・右……健照地蔵尊とあった。
菩薩のご尊顔で福耳をお持ちの地蔵尊。
鏡王院を後に北に向かいうと品川区立原っぱ公園。
蛇窪神社を目指して歩くと「立会道路」が横切る。右は大井町、左は荏原町・旗の台・西小山、そして碑文谷八幡宮まで行かれる。連れ合いと歩いたのが、つい昨日のように思い起こされる。
今日の「My First JUGEM」は……『日々花開く……』