足跡(寺社)111・矢の川弁財天と防火稲荷大神……2019.12.6

椅子の補強パーツを買いに武蔵小山の丸清まで行きったが、ついでに近所をフラフラ歩いた2019年12月6日のこと……

「東天地本通り」……ほんとに短い。たぶん100mほどしかない商店街なのだが、かつては立会川の支流「矢の川」が流れており、その川沿いが東天地という歓楽街だったらしい。

アーケードに背を向けて、区境(右側・目黒、左側・品川)の路を歩き、車の前を左に曲がると……

行き止まりの路地に幟……突き当りは武蔵小山緑道公園が横切る。

でもって住宅の隙間に……(品川区小山4-11-8)

「矢の川辨財天」……云われは不明だが、かつての川の名前が今も生きている。

自由が丘駅ちかくの「谷畑弁財天」より広いが、造りは似ている。

石造の社前に山盛の榊……

池には網がはられていたが魚の姿は見えなかった。枯葉が入らないためなのかもしれない。石の祠がもう一つ。

いかにも弁財天を祀る境内だった。

丸清に向かう途中……場所は知っていたが、以前載せたか記憶がなかったので撮り直した。

4基並ぶ鳥居の先頭に「火防稲荷」とある。(品川区小山4-4-15)

本当にコンパクトな町のお稲荷さん……

詳細は不明だが、火災から守るために個人が勧請したのだろう。

扁額……「火防」は「ひぶせ」と読むのだと学習した。

失礼してそっと覗いてみたのだが、矢の川弁財天同様に榊はたくさんだった。おなじ方がお世話しているのかもしれない。

【附けたり】(2020年11月28日の写真)
東大井のこちらも「火防稲荷神社」だった。しかし、よく歩いたな~

今日の「My First JUGEM」は……『ほんまかいな……』