桜開花調査2024……

昨日はソメイヨシノの状況を観察しに、立会川緑道を歩いた。数十本を確認したが、高所の枝に先がけて、太い幹から直接開花する花もまったく見られなかった。

かつては小魚が群れ、蛍がとびかったと云われる立会川の両岸には桜の木が植えられていた。東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)に蓋をされて暗渠となったが、以前の姿を残すため、暗渠の上に植栽されたソメイヨシノも年には勝てない。腐朽(ふきゅう)が進んだ木から伐採され、代わりに2~3年ほど前からソメイヨシノより小型のこの「コシノヒガン(越の彼岸)」が植えられるようになった。

毎年、コシノヒガンは寂しいが、ソメイヨシノより一足早く開花する。
 ちなみに、碑文谷八幡宮から向原小学校まではこのコシノヒガンが用いられ、短い距離だが向原小学校から補助46号線までは「カワヅザクラ河津桜)」が植栽されるらしい。同じ目黒区内なのに、なぜそうするのかは分からない。

【附けたり1】昨年3月22日の立会川緑道……左側は目黒区碑文谷1丁目で、こちら側は目黒区南1丁目。あと数日で満開になるだろう。

【附けたり2】上記同様に昨年3月22日の写真……立会川から少し離れるが、ソメイヨシノが有名な「かむろ坂」へ向かう道で、品川区になる手前の目黒本町3丁目に綺麗な赤い桜が目に入る。おそらく河津桜だろうから、立会川緑道の羅刹橋まで、この道沿いも河津桜を植えてくれたらいいのに……
さて、今年はどうだろう。青空の下での満開を望めるか。

今日の「My First JUGEM」は……『低反射ガラス……』