命短し我が家の花たち……

油断をしていると、たちまち姿を消す庭の花たち……鉢の植替えなど、よく手入れもする母だが、咲くとすぐに切っちゃう。母が育てているのだから私は何も言わないが、ちょっと寂しい時がある。

昨日、弟の2輪が登場したばかりだが……

今朝はこの通り……オヨヨ!!!の私だった。どこかの部屋に飾られているかもしれないが、まだ見かけていない。夜「あそこにありますよ」と連れ合いが教えてくれるだろう。

ヒアシンスも登場していた(9時18分)。
 野生種の花は青紫色と言うから、これもそうなのだろう。日本では、オリエンタリス種から改良された10品種ほどが栽培されているそうで、赤、ピンク、白などがあることは知っている。小学生の時、球根を水栽培して観察する授業があった。何色の花だったかは記憶にないが、球根の表皮は花色と同じような色なんだって。園芸店には行かないが、見かけたら注意して見てみよう。
 日本に入ってきたのは江戸時代末・安政文久年間(1854~1863年)らしく、その後「飛信子(ひやしんす)」や「風信子(はやしんす)」などの字が当てられたと。一般に広まったのは大正時代中期以降なんだって。
 そうそう、この青紫の飛信子も明日には姿がないかもしれない。

これも鉢に咲いていたかのだが、写真を撮ろうと思っていたら早々に姿を消していて、気付いたら机の上だった。庭の花、幾度シャッターチャンスを逃したことか……
 ちなみに、ヒヤシンスの名前はギリシア神話に登場するスパルタ国のヒュアキントス王子に由来すると。
 昔々、美少年だったヒュアキントスは、オリンポスの神々の主要な一柱であったアポロに愛されていたが(おいおい、同性愛か?)、西風の神ゼピュロスが2人の仲を嫉妬する。よせばいいのに、ゼピュロスはある日アポロンが投げた円盤に風を送って軌道を変える。結果、ヒュアキントスに命中して死んでしまうのだが、嘆き悲しんだアポロンがヒヤシンスの花にしたとのこと……めでたしめでたし

久々に小さなのが登場した。さすがにこれは抜かれないと思いきや、草むしりも熱心な母にむしられるかもしれないが、数日間は生きられるだろう。

今日の空とアンズの花(9時19分)……我が家のは寂しいが、近隣の木は花盛り。実もたくさんなるらしい。いいな~
さて、ヤリイカやっつけてこよう……

今日の「My First JUGEM」は……『またヤリイカを煮るよ……』