正月の用品の買出しに行った際、母がかごに入れたらしい。その他たくさんの物品を買い求め、連れ合いはヒーヒー言いながらぶら下げてきたそうです。
甥から頂いたホタルイカ沖漬で「松の翆」を飲んでみました。江戸時代初期の創業で、幕末の戦災（鳥羽、伏見の戦い）を乗り越えたという伏見の老舗酒蔵「山本本家」のお酒です。少し辛口ですっきりとした味わいですが「表千家而妙斎宗匠御銘お好みのお酒でお茶事での懐石料理の際に使われる」とのことなので、料理を邪魔しない造りなのでしょう。純米大吟醸酒（精米歩合50％）ですが、常温よりも、冷すかぬる燗が良いかもしれません。
ちなみに「Glenfiddich(グレンフィディック)」は、連れ合いがずいぶん前に仕入れました。世界で初めて発売されたシングルモルトらしいですが、私には厳しいかもしれません。苦い酒を気骨を持って口にすることが好きな連れ合いでありました。今夜あたり、ちょびっと舐めてみようかしら。
