とりあえず小山八幡神社に向かった2020年5月2日のこと……
小山八幡の旧別当・摩耶寺を後にして、立会道路を越えて6丁目に入ったが「こんな住宅街にあるのかしら?」 と半信半疑でウロウロした私だったが……
民家の間に発見できたたが、鳥居がなかったら気付かなかっただろう。(品川区荏原6-2-13)
葛原神社……葛原(かつはら)で良いみたい。7段だが石段を上る。
手すりはありがたかったが、コロナだから触れない。この頃から持ち歩いていた携帯消毒スプレーは今も持ち歩いている。
『江戸時代は妙見社と呼ばれ、中延の鏑木家の鎮守として祀られていた。鏑木家は千葉氏の末流で祖先が弘治2年(1556年)下総より中延に移住した時に妙見社を勧請したといわれている。』(しながわ観光協会)
御祭神は葛原親王とのこと。葛原親王とは、千葉氏の祖である桓武平氏の祖桓武天皇(737~806年・天皇在位781~806年)の第三皇子らしい。日本史は嫌いなので詳細は調べなかった。
妙見社であったころは妙見菩薩を祀っていたのだろうが、明治の神仏分離で御祭神を変えたのかもしれない。(私の勝手な推測)
社殿右前に立札……
妙見菩薩を本尊としていたから、仏教に関係のある本樹が植えられたと推定されると「品川区HP(指定文化財)」にあった。
『ボダイジュはシナノキ科の……原産は中国…』と書かれているが、「クワ科でインド原産」のボダイジュもあるようだ。お釈迦様が悟りを開いたのはクワ科の菩提樹の下だろうが、熱帯産は中国での生育には適さないために葉が似ているシナノキ科にしたのだろう。
蛇足ながら「しながわ観光協会」も「品川区HP(指定文化財)」も、幹は『四本』と書かれていたが、この看板は『三』に修正されていた。情報の共有ってのは難しいのかもしれないが、いち早く情報共有することは緊急事態時にも役立つと思われるのだが。推測ながら、元の幹は四本あったのかもしれない。
樹高約10mとのこと……高い高い……
こじんまりとした境内だが、手入れは充分に行き届いていた。
手水舎に近づいて、こちらの狛犬にオヨヨ!!!
こちらはスタンディングスタートかしら……左右一対のバランスを考えると、これもありかもしれない。
この当日(2日)に荏原七福神なるものを知ってしまったので、5日・8日・14日と歩き、一応七か所制覇したのだが、「歩きすぎですよ」と連れ合いが言うように右ひざに水がたまったようだ。セレコックスを飲んで落ち着かせたと古い楽天日記にあった。しかし、少々痛くてもたくさん歩けた頃が懐かしい。
今日の「My First JUGEM」は……『鰤かま食べた……』
こんな