植物にもある体内時計……

人間のみならず、植物も体内時計を持っているらしい。

今朝8時39分のキンモクセイを目にしてふと思った「去年も今頃だったよね」と……

でもって振り返ったら、これが昨年10月19日の写真……移動しない植物は、陽が昇れば光合成をおこない、毎年適温になれば花を咲かせるだけで充分だと思っていたのだが、どっこい、人間同様に体内時計があるようだ。
 植物では、葉や根などの部位ごとに体内時計が存在していて、お互いに時間の情報を伝えているのだと。葉っぱにしても「葉肉」「維管束」「表皮」のそれぞれに異なる役割をもっていて、例えば、昼は葉肉が時計遺伝子に活発で、夜は維管束の遺伝子が活発に転写するのだと。
 いずれにしても、場当たり的にその日の具合で開花などするわけではなく、毎日の光や気温の変化を体内時計で予測して成長の長期準備を行っているようだ。何日も先を見越して開花の準備をする植物に、私も見習わなくてはならないかもしれない。
 ※ 「転写」=DNAからRNAが合成される過程のこと。(難しいことはこれ以上書かない)

今日の柿の木……今年は豊作だ。

昨年10月21日の柿の実……同じように色づいていた。鳥たちも「いつ食べられるか」と心待ちにしている。

今日の「My First JUGEM」は……『蕎麦屋のラーメン……』