麻生節

 麻生太郎副総裁が4日の街頭演説で、ロシアのウクライナ侵攻に触れた上で「子どもの時にいじめられたのはどんな子だったか。弱いのがいじめられる。強いやつはいじめられない。国も同じだ」と述べたらしい。安全保障体制や抑止力強化の重要性を訴えたのだろうが、なぜ子どもの喧嘩を引き合いに出すのか理解に苦しむ。
 いじめの背景にある社会環境にふれず「いじめられるのは弱いから」「いじめられたくなかったら喧嘩に強くなれ」とも聞こえる。来春設置予定の「こども家庭庁」のスローガンにでもするのか。
 麻生氏は「強そうな国には仕掛けてこない。何発かやり返されると思ったらいじめられない。子どもの時の記憶を思い出してください」とも強調したと。(北海道新聞・電子版より)
 子どもの素手の喧嘩と戦争とを同じ目線で語るのが自民党副総裁とは身震いがする。「弱そうな国がやられる」から「日本も軍拡競争に参加しよう」と訴えているのだろうが、小さな国が強い大国を相手に戦争を仕掛けた記憶はないのだろう。旧日本軍が米国ハワイの真珠湾を攻撃したのは、麻生太郎氏が1歳のときだったから……

「TERAKOYA オリーブ・サンド」……また心優しい方から頂戴した。レイズン・ウィッチは知っているが、スペイン・アンダルシア地方の最高級オリーブを数週間かけてシロップ漬けにしたのが挟まっているらしい。帰宅後、直ちにいただいた母と連れ合いが「おいしいよ~」と言っていた。ごちそうさまでした。いつも珍しいものをありがとう……

今日の「My First JUGEM」は……『復活するか ちびシクラメン……』