今日、歯医者帰りに同坂周辺の寺院に数か所お寄りしましたが、あるお寺でのこと……
断りなく立ち入った私が悪いのかもしれないが、本堂に手を合わせ、山門に記された宗派に合わせて「南無阿弥陀仏」を唱えて一礼……浄財は箱がないから納めなかったが、その後、記念に本堂と境内の地蔵尊を撮っていたら、奥様が登場して説明を求められた。立て続けにご住職らしきが現れて「他人の家にかってに入り込んで写真を撮るとは何事だ」とお叱りを受けた。仰るとおりかもしれないので、深くお詫びをする。「工事中だし、そんな写真を撮られては困る」と仰るが、私はそんな景色は撮っていないし、工事の邪魔もしていない。「(工事個所を)撮っていたでしょ」と言われるので「(手前を指さし)綺麗にされているお庭を撮らせていただきました」と説明。数枚撮った内訳の「地蔵尊と本堂は撮りました」「消去しましょうか」と尋ねると「(地蔵は)撮っても良い」と仰せのご住職だが「早く立ち去れ」の気迫が伝わってくる。もちろん平身低頭にお詫びの言葉を重ね重ね述べ、早々に撤退しましたが、なんともやるせない気持ちにさせられた今日でありました。神社仏閣の写真を撮るのも許諾を得なくてはならないのかもしれません。数百ヶ寺は訪問したでしょうが、初めてのお叱りに恐れをなした今日でありましたが、留意しなければならないようです。（ちなみに、あくまでも同寺の悪口ではありません。私の配慮が足りなかった上のことです。）
同じ港区でも「榮久山大法寺」のご住職は優しかったな～ 写真を撮っていたら「どうぞどうぞ」と本堂に招き入れてくれ、丁重な説明にあやかりました。去年の10月でした。次回歯医者に行った際は、再訪してきましょう。
