足跡(寺社)231・九頭龍権現水神社(大井の水神社)……2020.8.31

大井町から大森に向かって東海道線の左右をウロウロした2020年8月31日のこと……

光福寺を後にして東へ向かうと線路わきに出た。想定内だったが、これを越さないとならないのでしばらく歩き……

大井鹿島橋から右を見ると下に道路……下りたら折り返してくぐれるようで良かった。

ガード下通過……この道を直進すれば大井競馬場はさほど遠くない。競馬やらないから私は行かないが……

最初の交差点で発見……信号待ちをしながら「裏口みたいだ」と考えて……

先に進んだら鳥居が見えたのでこちらから……(品川区南大井5-14-9)

行き交う車が後を絶たないから路上撮影は危険だった。「危ないからやめて~」と連れ合いに怒られるが、なぜか玉垣の上にもうけられたアルミの枠も危ない。頭をぶつけそう。

二宮尊徳先生像……焚き木を背負って勉学に励む姿は貧しかったのかと思いきや、比較的裕福な農家の長男とのこと。「尊徳」は「そんとく」という読みで定着しているが、「たかのり」が正しいようだ。

社号碑……九頭龍権現水神社

社号碑の脇に手水盤……ちょこんと乗っているおカエル様が可愛かったので、アップも撮ったがボケていたからボツにしたようだ。

昭和40年(1965年)建立の鳥居をくぐって振り返るとこんな感じ……しながわ百景に名を連ねている。

三角形をした境内の、金網に囲まれた場所が「水神池」で、その向こうに「水神社」がある。

水神池……この地に湧き出していた地下水は、そばに柳の木があったことから江戸時代より「柳の清水」として知られ、村人の飲用や水田耕作に利用していたと。

昭和50年頃までは水が湧きだしていたと。枯れてしまった今はポンプで循環させているのだろうが、云われや信仰を残し続けることは大変だ。

奥に進むと右に手水舎があり、突き当りに水神社。

水は出しっぱなしだったかもしれない。柄杓はあったがコロナ禍だったから私は使わない。そうだ、持ち歩いている消毒スプレーを一昨日の会食場所に忘れてきてしまった。もう一つあるから良いのだが……それでも悔しい。

振り返るとこんな感じ……

水神社……日照りの時はここで雨乞いをしたのだろうが、火山岩のような石はどこから持ってきたのか。

水神社扁額……歯痛を止めるご利益もあったと。

明治以降、祭神は水葉乃女命(みずはのめのみこと)に変わったようだが、後で訪問した鹿島神社の境外末社だった。

『……豊かな水の供給を願って、水神つまり九頭龍権現を祀ったのが始まりである。祀られた時代は貞享2年(1685年)……(品川区教委)』とあるから、最初に祀った権現が左の祠だろう。中に「九頭龍大権現」の石碑が納められていたから。

鳥居に向かって一礼し、こちらで失礼した私だった。
 蛇足ながら、水の恵みを願って祀る九頭龍権現もあれば、洪水のときの荒れ狂う河川の様子を九頭の龍の姿に見立て、水の猛威を鎮めるために祀った九頭龍権現の石塔が入間川沿いにあるそうだ。田畑を洪水から守ることを祈ってのことだが、台風および線状降水帯により毎年あちこちで被害が発生している。九頭龍信仰のもとは、長野県の戸隠神社奥社(九頭龍社)にある九頭龍権現と考えられているそうだが、全国各地に祀って守ってもらってはいかがか。
 ちなみに、箱根にも九頭龍神社があるらしい。連れ合いは行っただろうか……

今日の「My First JUGEM」は……『万一に備えて……』