出来た蕾のほとんどが小さいうちに黄色くなって枯れてしまう朝顔。「どうして欲しいのか話してくれよ」と昨日呟いたら、予想を大きく覆し、今朝は一斉に顔を見せてくれた。この角度に4つ、右の茂みに1つで、真後ろに3つ並んでいたから8つの顔があった。
上部には、一昨日、昨日に続いて3つ目の姿もあったから、今朝は合計9つ。「やればできるじゃない」と声をかけ、枯れた蔓葉を落としてやった。明日咲く一つは見つけた。たくさん咲かずとも元気でいてくれればそれで良い。
数日前に咲いた薔薇は、多少色落ちしたもののまだ頑張っていた。
「くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる」(正岡子規)
この歌を詠んだ明治33年(1900年)、寝たきりの病床から眺めたのだろう。60センチ伸びた若い枝にはまだ花はないが、そのうちに必ず咲くであろう薔薇の花姿を思い浮かべると共に、若い芽の持つ生命力にあこがれたことだろう。子規が享年34歳の若さで亡くなったのは明治35年(1902年)。それまでに一輪は顔を見せてくれたと信じたい。
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