「看取り」という言葉は好きになれないが、連れ合いは弱った義母を見舞いに連日 介護施設に足を運んでくれている。夕方一旦戻って食事を済ませてからまた出かけ、しっかり寝付くまで傍らで話し相手をしてくれている。母は声も小さくなったし、自ら発する言葉も少ないが、横に座ってくれているだけで安心でき嬉しいことだろう。
連れ合いが帰宅した昨夜、庭に出ると梅の木の上に明るい月が浮かんでいた。0時3分10秒だった。今夜も遅くまで見舞ってくれるのだろうが、自身の健康管理もしっかりしてくれることを心より願う。今日の夕食は何を用意しようか……
例年はとっくに咲いているのに、とにかく遅れていたシクラメンにようやく今日 花芽が覗いた。
ちゃんと咲いてくれると信じてやまない。
『 のど赤き 玄鳥ふたつ 屋梁にゐて 足乳根の母は 死にたまふなり 』(斎藤茂吉)
本州への燕(ツバメ)の渡来は4月上旬らしい。庭に燕はやって来ないが、少なくともこのシクラメンが満開になるまで母は逝かないと思っている。
今日の「My First JUGEM」は……『こんにちは と さようなら』