かつて20本入りのホープ「ロングホープ」があった時代には、10本入りは「ショートホープ（ショッポ）」と呼ばれていた「ホープ」は、日本初のフィルター付きたばことして1957年（昭和32年）に発売された。
ロングホープとはデザインが異なっていたが、発売当初のショッポは青い弓矢1銘柄だけだった。その後、1992年に赤い弓矢マークの「ホープ・ライト」が発売されたが私の口には合わず、ずっと青いのを吸っていたが、連れ合いの進言により現在は2005年に全国販売となった黒い弓矢マークの「ホープ・スーパーライト」にしている。
蛇足ながら、青はタール：14mg・ニコチン：1.1mg、赤はタール：9mg・ニコチン：0.8mgで黒はタール：6mg・ニコチン：0.5mgだから、当初吸っていた青の半分以下だ。「半分だからって体に良いわけないでしょう」と連れ合いのつぶやきが聞こえるが、現在の黒は、ホープシリーズの中でニコチン・タールを吸着させるチャコールフィルターを初めて採用した銘柄だ。「だから許してね」とは言わないが、本数を減らすよう頑張るよ～
先日、ふと気付いた……ローマ神話のキューピッドが持つ金の弓矢をイメージしたマークの印刷が若干違う。網掛けのグレーの明暗が異なり、右の方がすっきしている。印刷技術の発達している現在において「この違いは何なんだ？」といぶかしく思った私だった。まぁ、消費期限は過ぎていないから吸ってしまったが、検品不足かもしれない。箱だからと侮ってはならないと思った先日だった。
かつて吸っていた古いショッポが出てきた。消費期限は2004年1月だから未開封だが吸わない。弓矢も以前のデザインで、現在とは異なるから吸わないでとっておこう。煙草ネタには敏感に反応する連れ合いであることを知っていながら書いてしまった。今日も地元の氏神様に行ってくれてありがとうね。
