中秋の名月……

昨夜、月を見た(22時32分)

中国の唐時代のお月見の風習が日本に伝わったのは平安時代貞観年間(859~877年)と言う。当時の貴族たちは月を眺めながら酒を飲み、優雅に管弦なんぞを楽しんだことだろうが、庶民の間に十五夜の風習が広まったのは江戸時代に入ってから。気楽な貴族とは異なり、無事に稲を収穫できたと感謝し、喜びを分かち合ったようだ。
ちなみに、「中秋」とは旧暦8月15日のこと。7月を「初秋」8月を「仲秋」9月を「晩秋」と呼んでいたことからこの名がついたのね。
レンズのせいで、白い点ができてしまったが、その左の小さな点は土星らしい。ちなみに、今日は木星に接近してみえるそうだが、雲で見えないだろう。

確かにまん丸「満月」だった……スマホじゃウサギの餅つきは撮れない。
アメリカの先住民は季節を把握するために、月ごとの満月に名前をつけたと。中秋の名月にあたるものを「ハーベストムーン(Harvest Moon)」と呼ぶんだって。文字通り「実りの月」「収穫の月」だが、「コーンムーン(Corn Moon)」「バーリームーン(Barley Moon)」の呼び名もあると。トウモロコシやBarley(大麦)の生産地にあった名前なんだろう。
中秋の名月」も悪くないが、生活に直結した呼び名にしたらいいのに……

今日の「My First JUGEM」は……『碑文谷公園の花たち』