着服に紛失……

 男女ともに「FIVBネーションズリーグ2022」で順調なスタートを切ったバレーボールだが、大阪府バレーボール協会で約4,700万円の使途不明金があり、うち約2,600万円を会計担当の理事が着服していたことが分かったと。不明朗な会計処理が表面化したのは約3年前らしいが、なにをグズグズ調べていたのか。もみ消しに時間を割いたと思われても仕方なく、お粗末極まりない。もちろん盗んだ理事は最悪だが、そもそも一個人が簡単に着服できる体制を放置した協会にも非がある。着服を認めた理事は、裏付けが取れた約2,600万円を今月弁済したというが、残る約2,100万円については金の流れがつかめず使途不明のままだと。税金だって投入されているだろうに……

山形県新庄市」「長崎県松浦市」「対馬市」「和光市」などなど、あちこちで市職員による着服が続いているなか、今度は「三重県南伊勢町」の職員が約1億5千万円以上を着服したと。2017年度から5年間、せっせと抜き取られたお金は戻ってこない。着服した男性職員は38歳。60歳まで22年間、無利息の分割にしてもらっても毎年約680万円を返済できるわけがない。こうなると保証人も可哀そうだし、出来心や犯罪者を生まない体制作りを心がけてはいかがか。

 兵庫県尼崎市民約45万人分の個人情報が入ったUSBメモリーが紛失した問題……酔っぱらってUSBを置き忘れたのは、市から業務を受託した情報システム会社「BIPROGY(ビプロジー)」の社員かと思ったら違っていた。同社が再委託した協力会社がさらに委託した会社の社員だったという。
 市幹部は「いずれの再委託も報告がなく、契約に反している。調査を進め、経緯を検証したい(昨日の読売新聞オンライン)」と話したと伝えるのだが、腑に落ちない私。元受けの「BIPROGY」は市から再委託の許可を得ていなかったようだから、契約書に社名が記されていない会社の社員が入館したことになる。それも、機密情報のある部署に立ち入ることがなぜできたのか。「BIPROGY」の社名の名刺を持ってきたのか。あるいは、市の窓口がなあなあで通したのか。入室やアクセス権限は事前に認められた者にしか与えられないのが当然なのだが、協会や役所にはコンプライアンスは不要らしい。私が勤めていたような小企業には重箱の隅をつつくほど厳しいくせに、情けない世の中だ。
 暑いのに、また怒ってしまった。室温は下がらない。

9時46分……梅雨明けた。暑い熱い

13時5分……サボテンっぽい葉の鉢植えに小さな花が咲いた。何て言うのか? Googleレンズではそっくりなのはヒットしない。暑いからこれ以上探すのやめた。

今日の「My First JUGEM」は……『なぜかお通し……』