11月22日……連れ合いへ

昨日の日記で、穴守稲荷神社山門前のビジネスホテル梅月に関して「ずいぶん以前、義母に付き添って出かけた連れ合いもこの辺りのホテルに前泊したと記憶しています。まさか梅月じゃないよね~」と書いたら、「梅月、私一人なら泊まるけど、お義母さんと一緒だから泊まりませんよ~」と今朝 連れ合いが言った。
「タクシーで行ったんだっけ?」と尋ねたら「蒲田まで電車で、そこからタクシー乗りました」
「神社近くのスーパーみたいなお店でお弁当買って、ホテルで食べました」
「ホテル前の大通り(環八)を渡った所?」……「そうです」と即答。
「子どもたちがホテルで騒いでいて閉口しました」と、ずいぶん以前のことなのによく覚えている連れ合いだが、義母との記憶がほとんどだろう。
朝刊の天声人語に目を通して「あぁ、今日はいい夫婦の日」だったと……朝から晩まで母の傍らで尽くしてくれる連れ合いには感謝してもしきれないが、1日に私と二人で話をする時間はごくわずか。だからか、議論から喧嘩になることはなくなった。一緒に道を歩くことも、この23ヶ月ほど一度もない。折角出会って暮らしているが、何度も同じ話をしたり、何度も同じ道を一緒に歩くこともしてあげていない日常を何としよう。
今も、美容院に行った義母を迎えに出向き、仰せの通りにどこかで昼食をとってきた連れ合い。散々聞かされた義母の話に相槌を打ちながらの食事も連れ合いの記憶に残るだろうが、私との思い出は作ってあげられないでいる自分を改めて情けなく思う。空気のような夫婦のあり方も良いが、たくさんの思い出を贈らねばと思った今日でした。
頑張るから元気でいてね~

f:id:kazenosanpo:20211122135857j:plain10時53分……来年も、再来年も……何年も先まで春のハナミズキを一緒に見られますように。

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