うろこ雲

17日 17時10分……大きいくてまだらなウロコだけど、秋の空だった。

f:id:kazenosanpo:20210819151414j:plain

うろこ雲の絵   詞・曲:西岡たかし

子供の頃の思い出は つまらない事ばかり
手をつないで駈けた公園は 誰もいない夕暮れ
それはとても美しい 少し悲しいけれど
だけど思い出すたびに 胸がはり裂けるみたいで

いくども鎖を ふり切って走る犬のことや
ガール・フレンドを見た父の目や 涙を流した母の顔
兄とふざけた毎日 妹と通う小学校
それはとても美しいことばかり 僕の手に今はないけれど

幼なじみと話しても 何ひとつ伝えられない
彼は一人話しつづけた ローンのことや株の事
あいづちだけを打っていた そんな自分を見た時
とても恐ろしいものがせまって 涙が止まらなかった

時計の針が刻むのは 終りをつげる時間ばかり
心の中に響く調べは 愛の歌でありたい

しかたなく時は流れ しかたなく季節はめぐる
木の葉は舞い落ち 水は流れにまかせ 私は落ち葉をふむ
止まったままの夕暮れに うれしさやかなしさまでが
うろこ雲のように もうどれだと言える形はない

時計の針が刻むのは 終りをつげる時間ばかり
心の中に響く調べは 愛の歌でありたい

うろこ雲を見るたびに口ずさむ昔々の唄でした。

 今日の「My First JUGEM」は……『三密』